テキストアクション
Novaは、書類内の行を簡単に操作・並び替えしたり、null文字や制御文字などの不要な文字を見つけて削除したりできる、多数の テキストアクション をサポートしています
行の操作
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これらの操作により、行を特定の順序で並び替えたり、複数の行を結合したり、行の順序を逆にしたり、重複する行を削除したりできます。これは、ログファイルやスクリプトの出力を整理する際に特に便利です。 これらのコマンドは、書式メニュー > 行にあります。テキストが選択されている場合、これらの操作は選択された行にのみ実行されます。選択範囲がない場合は行の結合を除き、これらの操作は書類全体に適用されます。 |
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行の並び替え
書式 > 行 > 行を並び替える… を選択して、「行の並び替え」インタフェースを開きます。

「行の並び替え」を使用して、このペインで選択した設定に基づいて、現在の書類内のすべての行を並べ替えることができます。
- 種類
- 行をABC順か長さ順(文字数)、シャッフルするかを選択します。
- 大/小文字を区別
- チェックを入れると、2つの行が同じ文字で始まっていても大文字と小文字が異なる場合(aとAなど)、小文字を先に並び替えます。無効にすると、大文字と小文字の同じ文字は同等として扱われ、書類に最初に現れた順に並べられます。
- 数値を考慮する
- チェックを入れると、並び替える際に行の先頭にある数字を整数として扱います。例えば、
10は2の後に並び替えられます。無効にすると、10は最初の文字(1)のみが並び替えに使われるため2の前に並び替えられます。 - インデントを無視
- チェックを入れると、並び替える際に行の先頭にある空白文字を無視します。
- 行順を逆にする
- チェックを入れると、行が逆順に並び替えられます。例えば、ABC順の際はZからAへ、長さ順の際は最も長い行から最も短い行の順になります。
- 重複行を削除
- チェックを入れると、重複する行が最終的な結果から削除されます。
- アクション
- デフォルトでは、「行の並び替え」を使用すると、書類の内容が並び替えられた結果に置換されます。しかし、元の書類は変更せずに、並び替えられた行を 新規タブで開くで表示するように選択することもできます。また、ファイルを変更したり作成したりせずに、結果を直接ペーストボードにコピーすることも選択できます。
行を結合
選択した複数の行を結合し、改行文字とインデントを削除します。結合された行は、1つのスペースで区切られます。
行順を逆にする
すべての行の順序を逆にし、最後の行が最初の行になるようにします。
重複行を削除
繰り返し現れる行をフィルタリングし、各行の最初のインスタンスのみを残します。
Zap Gremlins
時々、厄介な不可視文字や無効な文字がファイルに紛れ込むことがあります。これにより、解析エラー、コンパイルの問題、または書類内を移動する際の奇妙な動作を引き起こす原因となる可能性があります。これらの Gremlins(グレムリン) が現れたとき、Novaはそれらを Zap(退治) するのに役立ちます。

書式メニュー > Zap Gremlins… から、書類から削除したい文字の種類を選択し、それらをどう処理するかをNovaに指示できます。
検索
Zap(退治)したいGremlins(グレムリン)として指定する文字を選択します。
- 非ASCII文字
- ASCIIエンコードセット (ウィキペディア) で定義されていない文字にマッチします。これにはほとんどの非ラテン文字やアクセント付き文字が含まれるため、デフォルトでは有効になっていません。
- コントロール文字
- 通常、ハードウェア機能を制御するために使用される文字にマッチします。タブ、ラインフィード、キャリッジリターンを除く、Unicodeの Cc および Cf (compart.com) セットのすべてが含まれます。
- Null (ASCII 0) 文字
- null文字 (ASCII 0, Unicode U+0000, etc.)にマッチします。
アクション
Zap(退治)のメカニズムを選択します。
- 削除
- マッチした文字を書類から完全に削除します。
- 以下で検索…
- マッチした文字を置き換えるための1つまたは複数の文字を指定します。
- コードポイントで置換
- マッチした文字を、書類の現在のテキストエンコーディングに対応するコードポイントに置き換えます。
- HTMLエンティティで置換
- マッチした文字を、同等のHTMLエンティティに置き換えます。
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